志野焼 ぐい呑み 加藤春鼎作 item no.2f461 : ハマダヤ食器店 - 通販。2026年最新】Yahoo!オークション -志野焼 湯呑の中古品・新品・未使用。2026年最新】Yahoo!オークション -志野焼湯呑の中古品・新品・未使用品一覧。桐箱入りの湯呑み茶碗ですが、箱書きはなく、陶印「春?」(写真13)も判読難。
桐箱には、年月日不明の古新聞が(写真15)。
新聞社「知愛新」(写真16)は、明治21年創刊、昭和17年廃刊の「中日新聞」の前身、見出し「敷設法改正の新線」(写真17)は、鉄道建設に関する記事で法改正は大正11年。
愛知県、大正11年は陶工を推測する上で手掛かりに。
瀬戸焼は愛知県、美濃焼(志野・織部)は岐阜県ですが、地理的に歴史的に関わりが非常に深く、美濃焼は古くは隣接の愛知県の瀬戸でも焼かれていたようです。
風合いや色合い、力強い素朴な黒の文様から、出品の茶碗は「志野焼、絵志野(えしの)」の可能性が高く、桃山時代に美濃で生まれた、「志野釉」の下に鉄絵具で素朴な文様を描く日本初の絵付の技術が特徴。
複数の専門家は、大正〜昭和初期の「志野焼」では、陶工までは不明と、内一人は「渦巻高台」は「唐津焼」の特徴、美濃焼と唐津焼(佐賀県)は桃山時代から技術や意匠で密接な交流があり「美濃唐津」と思われると。
「志野焼」、陶印に「春」を含む代表的な陶工は次の通り。
【加藤春岱(しゅんたい)】幕末〜明治10年没の瀬戸焼の代表的な陶工、稀代の名工と称され瀬戸焼だけでなく、志野・織部・唐津などの桃山古陶磁の再現に挑む、後継者なし。
陶印は似ているが幕末と古新聞大正に時代の違い。
【加藤春仙(しゅんせん)】2代加藤作助、幕末〜大正12年没、3男は後の初代「加藤春鼎」。
陶印は不一致。
初代の黒織部茶碗の渦巻高台や角ヘラ跡が出品と似ているが(写真9、13)、号は「寿斎」で陶印は不一致。
【加藤春鼎(しゅんてい)】瀬戸焼の伝統を継承する家系で現在3代目、初代(明治28〜昭和36年)は本名「鼎(かなえ)」、瀬戸焼の名工「春岱」に心酔し号を「春鼎」と、志野、織部、黄瀬戸など桃山時代の茶陶を再現・再構築した作風で高く評価。
可能性のある初代も陶印不一致。
大きさ(㍉)重さ容量はおよそ次の通り。
高さ81、口外径72、口内径67、高台5、高台径52/重さ203㌘/容量200㎖(口近く)/陶印は「春岱」に似ていますが、陶工特定に至りませんでした。
「春岱」は稀代の名工ゆえ後世の贋作も多いとされ、出品が「春岱」の贋作としても味わい深い骨董志野茶碗です。
汚れや後天の損傷の殆どない良品です。
目止めの上お使い下さい。
| カテゴリー: | ホビー・楽器・アート>>>工芸品>>>陶芸 |
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